仕事・キャリア

工務監督という仕事の構造分析①——利害関係者の交点

これまでこのブログでは、工務監督の日々の仕事や実体験を中心に書いてきた。今回からは趣向を変え、工務監督という職務を構造的に分析することを試みたい。日々の業務の積み重ねの中に、どのような構造が内在しているのかを、複数回に分けて検討していく。1...
仕事・キャリア

入渠の流れ④——出渠編・工務監督は現場で何をしているのか

前回は検査・開放の様子を紹介した。今回はいよいよ最終回——下架から出渠、そして入渠工事が完全に終わるまでの流れを解説する。下架後——すぐには終わらない係留試運転——船を浮かべてからの確認下架をして船が浮いても、そこで工事終了ではない。まずは...
仕事・キャリア

入渠の流れ③——検査・開放編・工務監督は現場で何をしているのか

前回はドックでの1日の流れを紹介した。今回は入渠の山場——検査と機器の開放について、工務監督の視点から解説する。検査当日——特別なことはしない検査があるからといって特別な事はしない入渠中、検査は複数回にわたって行われる。しかし検査当日だから...
仕事・キャリア

入渠の流れ②——ドック編・工務監督は現場で何をしているのか

前回は入渠の準備について解説した。今回は、船が造船所に入ってからの工務監督の動きを紹介する。入渠当日——船を迎える造船所に到着入渠当日は、船がドックに到着する前に造船所に入る。作業着に着替え、船が到着するころには岸壁で待機する。造船所の作業...
仕事・キャリア

入渠の流れ①——準備編・工務監督は何をしているのか

船のドック(入渠)は、突然始まるわけではない。その裏には、数ヶ月にわたる準備がある。今回から数回に分けて、入渠の流れを工務監督の視点から解説していきたい。第1回は「準備編」として、入渠が決まってから造船所に向かうまでの流れを紹介する。入渠準...
時事・ニュース解説

米・イラン停戦合意——ホルムズ海峡が開くかもしれない日に思うこと

6月14日、トランプ大統領がイランとの戦闘終結を発表した。「ホルムズ海峡の通航料なしの開放と、米海軍による封鎖の即時解除を承認する」——そのニュースを見て、思わず息をついた。この3ヶ月半に何が起きたのか封鎖までの経緯2月28日、米国・イスラ...
仕事・キャリア

海事代理士について——工務監督を支える「海の法律家」

工務監督の業務には、検査申請などのいわゆる官辺手続きが多く含まれる。 これらを支える存在の一つが海事代理士だ。本記事では、海事代理士の概要と役割を整理し、工務監督の視点からその実務的な価値を解説する。海事代理士とは歴史と法的位置づけ海事代理...
船の技術

船の熱交換器とは何か——仕組みと種類、工務監督が経験した不具合

前回の記事でディーゼルエンジンの仕組みを解説した。エンジンは動くと熱を持つ。その熱を逃がすために冷却清水が必要で、さらにその冷却清水を冷やすための装置が必要になる。それが熱交換器だ。今回は熱交換器の仕組みと種類、そして私が、現場で経験した不...
船の技術

船のディーゼルエンジンとはーー仕組みと工務監督が気を使うポイント

船を動かす心臓部——それがディーゼルエンジンだ。陸上でも車やトラックに使われている身近なエンジンだが、船のものはスケールも仕組みも大きく異なる。今回はディーゼルエンジンの基本的な仕組みと、船特有の特徴について解説する。ディーゼルエンジンの仕...
船の技術

遠心ポンプとは何か——仕組みと船での使われ方

船の中には無数の配管が張り巡らされており、そこに流れる液体を送り出す役割を担っているのがポンプだ。その中でも最もよく使われているのが遠心ポンプだ。今回は遠心ポンプの仕組みと、船での使われ方について解説する。遠心ポンプの仕組み——概要遠心力を...