Shiota Aoi

仕事・キャリア

機関長と工務監督——陸と船、本音の関係論

工務監督と機関長。この二者の関係は、船の管理をうまく回すうえで非常に重要だ。指揮命令系統としては工務監督が上位に位置するが、それだけで関係が決まるわけではない。今回は、この関係について工務監督の立場から率直に書いてみたい。関係性を決めるのは...
船舶検査

4つの船舶検査|船舶安全法から読み解く検査制度の全体像

船舶検査とは何かを現役工務監督が解説。船舶安全法をもとに、定期検査・中間検査・臨時検査の違いや船舶検査証書の役割、実務での関わりについてわかりやすく紹介します。
仕事・キャリア

造船所・メーカー・代理店とうまく付き合う方法——工務監督の流儀

工務監督の仕事は、船を管理することだけではない。造船所、メーカー、代理店——多くの業者と日々やり取りしながら仕事を進めていく。この「人との付き合い方」が、仕事の質に大きく影響する。自分が上手く付き合えているかと問われれば、胸を張って公言でき...
仕事・キャリア

船の不具合、最初の一報がすべてを決める!ーー工務監督の情報戦

船で不具合が発生したとき、工務監督の仕事が始まる。原因を特定し、修理の手配をして、船を早期に正常な状態に戻す。シンプルに聞こえるが、実際にはそう簡単にいかないことが多い。今回は、不具合対応で工務監督が最も困ることについて書いてみたい。第一報...
時事・ニュース解説

船にスターリンクがやってくる——通信革命は船の世界を変えるか

スターリンクという言葉を聞いたことがあるだろうか。イーロン・マスク率いるSpaceXが展開する衛星インターネットサービスだ。低軌道に打ち上げた多数の衛星を使い、山間部や海上など従来の通信インフラが届かない場所でも高速インターネットを可能にす...
仕事・キャリア

工務監督は事務所で何をしているのか

ドックの立ち会い、訪船、造船所との交渉——工務監督の仕事は「動いている場面」が目立ちがちだ。しかし実際には、仕事の多くは事務所の中にある。今回は、あまり語られることのない事務所での仕事について書いてみたい。入渠準備——見積もりから稟議まで工...
仕事・キャリア

ドック(入渠)では何をしているのか

「人間ドック」という言葉がある。実はこれ、船のドックが語源だ。船が造船所の乾ドックに入って全身を点検・整備することが、人間の健康診断と似ているとして、いつしか「人間ドック」という言葉が生まれた。今回は、その船のドック——入渠について、工務監...
仕事・キャリア

AIは工務監督の仕事を奪うか

AIが仕事を奪うと、世間では騒がれている。工務監督である私は、この話題をどう受け止めているか。結論から言えば、脅威とは感じていない。理由はシンプルだ。工務監督の仕事は、人と動く領域が大きい。造船所との交渉、乗組員とのやりとり、トラブル時の現...
船舶検査

船の航行区域とは?工務監督が解説するルールと実務

航行区域とは何か船は自由にどこでも航行できるわけではありません。船舶安全法により、すべての水域は6つの区域に区分されており、船ごとに航行できる区域が定められています。この区域は船舶検査証書に記載されます。6つの航行区域①平水区域 湖、川、港...
道具・ガジェット

工務監督の必携道具②——ヘルメット・安全靴・書類フォルダー

前回に引き続き、工務監督が現場で実際に使っている道具を紹介します。今回は安全装備と書類管理の道具です。①ヘルメット入渠現場では、ヘルメットの着用が必須です。労働安全衛生規則では、落下物の危険がある場所や高所作業ではヘルメットの着用が義務付け...