工務監督になるには——求人の探し方と必要なスキル

キャリア・転職

工務監督ってどうすればなれるの?そんな疑問に、現役工務監督がざっくばらんに答えてみたい。

工務監督になるための条件——概要

公的な資格は不要

工務監督になるために必要な公的な資格はない。「これがなければなれない」という資格は存在しない。

ただし、工務監督は船の機械や電気の知識が必要な仕事だ。何かしらの機械を扱った経験がゼロだと、かなり厳しいのが正直なところだ。

最も適性があるのは機関部出身の船員

一番のおすすめルートは、船員養成学校の機関コースを卒業して、海技免状を取得し、機関部の船員として働いた経験がある人だ。

なぜかというと、船の機械を実際に触った経験があるからだ。工務監督の仕事は、乗組員から「こんな不具合が起きた」と報告を受けたときに、現場の状況がイメージできるかどうかが大事になる。経験者はこのイメージ力が段違いだ。また、海技免状は、一定レベルの知識と乗船経験がある証明にはなる。

造船所出身者・プラントエンジニアも全然あり

船員じゃなくてもなれる。造船所で機関系の工事をやっていた人や、プラントエンジニアとして機器管理をやってきた人も適性がある。

船はいろんな機器が組み合わさって動く大きなプラントと考えることもできる。機器の相互関係を理解できる人なら、船の世界でもわりとすんなり馴染めることが多い。

特別な準備は必要ない。まずは飛び込んでみることが大事だ。

求人の探し方

船会社・船舶管理会社に需要がある

工務監督の求人は、船会社や船舶管理会社にある。船を持っている会社なら、基本的に工務監督が必要だと思っていい。需要は常にある。

どうやって探す?

ネットで「船 工務監督 求人」と検索すると、求人がずらっと出てくる。リクルーティング会社経由の求人が多いが、気になる会社が見つかったら直接そのHPの採用ページを覗いてみるのもおすすめだ。

会社の規模や扱う船種によって仕事の内容もかなり変わってくる。求人票だけでなく、会社のHPで事業内容や船種を確認しておくと、入社後に「思っていたのと違う」となりにくい。

現役工務監督から見ると——この仕事で大切なこと

資格がなくても、特別な準備がなくても、工務監督にはなれる。でも入社してからが本番だ。

船と機械のことを貪欲に学ぼうとする姿勢、わからないことを素直に聞ける素直さ、そして自分で考えて動ける力——これが結局一番大事だと思っている。資格よりも、姿勢が問われる仕事だ。

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