6月を振り返る——ブログ、仕事、そして利島の船のこと

6月 エッセイ・雑記

今日で6月が終わる。ブログを始めてから約2ヶ月が経った。今回は月末ということで、この1ヶ月を振り返ってみたい。

ブログのこと

6月は記事をたくさん書いた。ほぼ毎日投稿を続ける事ができた。技術系の記事(ターボチャージャー・熱交換器・鋳鉄の補修)、工務監督の構造分析シリーズ(全3回)、入渠の流れシリーズ(全4回)、時事記事(ホルムズ・利島座礁・保険)。気づけば60記事を超えた。

アクセスも少しずつ増えているようだ。ブックマークして定期的に読んでくれている人がいるかもしれない。そう思うと、書き続ける気持ちが湧いてくる。

ただ正直なところ、アクセス数の絶対値はまだ小さい。アフィリエイターへの道のりは遠い。どんな内容の記事が求められているのか、それに答えたい。試行錯誤の連続だ。

仕事のこと

6月は、精神的に疲れる場面が多い月だった。いくつかの不具合が重なり、機器の換装工事もあった。そして相変わらず石油製品の調達に苦労した月だった。ホルムズ海峡をめぐる情勢が5月に急変し、燃料油・潤滑油・塗料の入手が難しくなったまま6月を迎えた。停戦合意のニュースに一時は安堵したが、その後もオマーン湾での攻撃が報告され、IMOの避難計画も休止に追い込まれた。サプライチェーンの回復はまだ見通せない。

それでも船の運航は続く。当たり前のことを当たり前にやり続けることが、この仕事の本質だと改めて感じた1ヶ月だった。

利島の座礁のこと

6月19日に座礁した「にらいかないⅡ」は、本稿執筆時点でまだ離礁できていない。

最初にニュースを見たとき、工務監督として胃が痛くなる思いがした。その気持ちは今も変わらない。満潮のたびに繰り返されるタグボートの曳き出し作業。現場で指揮をとるサルベージのプロたち。乗組員17名。島の住民。それぞれの立場で、この事態を受け止めながら対応し続けている。

7月に向けて

このブログを始めたとき、「ニュースにならない船の話」を書きたいと思っていた。しかし6月は、ホルムズも利島の座礁も、ニュースになった船の話が多かった。

大きな出来事があるとき、工務監督の目にはどう映るのか——それを伝えることも、このブログの役割のひとつだと感じるようになってきた。

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