工務監督はどんな道具を持って現場に向かうのか。この記事では、実際に使っている道具をお伝えします。
なお、道具は人によって様々です。あくまで一例として参考にしてください。
①スマートフォン
まず絶対に外せないのがスマートフォンです。電話・メールはもちろんですが、現場での写真撮影が重要な用途のひとつです。
工事の進捗状況、不具合箇所、部品の状態——これらを写真に記録して、社内や関係者と共有することが日常的に発生します。カメラとしても優秀なスマートフォンは、工務監督にとって最も重要な道具といっても過言ではありません。
他には、AISアプリで船の位置を調べたり、潮汐アプリで潮の高さを調べたりすることにも利用できます。
②LEDフラッシュライト(手持ち型)
船内には暗い場所が多くあります。機関室の高いところ、機械の中、タンク内部、配管スペース——懐中電灯なしでは仕事になりません。
ヘッドライト型と手持ち型の両方を試しましたが、今は手持ち型に落ち着いています。ヘッドライトは両手が空くメリットがあって、探す手間もありませんが、ヘルメットが重くなり長時間の作業では疲れます。手持ち型の方が取り回しがよく、使いやすいと感じています。
現場作業向けのLEDフラッシュライトを選ぶ際は、防水性能(IP規格)と明るさ(ルーメン)を確認しましょう。船内では水や油が飛ぶ場面もあるため、防水性能は重要です。明るさは300ルーメン以上あれば十分です。
③耳栓
耳栓は現場での必需品です。
特に機関室では音が大きくなります。インパクトドライバーやハンマーの作業音がもともと大きいうえに、機関室内では反響してさらに響きます。また試運転時はエンジン音が非常に大きく、長時間いるためには耳栓が欠かせません。
耳栓には使い捨てタイプと繰り返し使えるタイプがあります。使い捨てタイプ(スポンジを潰して耳に入れるもの)の方が遮音性は高いですが、会話のために付け外しする機会が多い現場では不便だとかんじました。イヤーマフも遮音性はいいですが、大きいので邪魔になります。今は、繰り返し使えるプラスチック製のひょうたん型のが利便性が高く、現在はこちらを使っています。
④サングラス
訪船や入渠現場では、屋外での作業が多くなります。太陽光が強い日に長時間屋外にいると、夕方には目が痛くなることがあります。サングラスはあれば助かるアイテムです。
現場用のサングラスを選ぶ際は、紫外線カット率99%以上のもの、衝撃に強いポリカーボネートレンズのものがおすすめです。屋内と屋外を頻繁に行き来する場合は、レンズの色が濃すぎないものを選ぶと屋内でも見やすくなります。
高いものである必要はありません。消耗品くらいの感覚でないと現場では使えません。ワークマンなどに作業者用のサングラスがあるので、見てみてください。


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